【短編】キミに伝えたい好きがある
「じゃあ、ちゃんと送り届けたからな。ったくおまえら、もう俺に面倒かけんなよっ」


やれやれと言ったように、私を見て眉を下げて笑う拓くん。


「ありがとう、拓くん、私、ちゃんと遼ちゃんに謝ってくるね」


「おう、頑張れよっ」


拓くん、本当に、なんてステキな恋のキューピッドなんだろう。


「あー、腹へった、コロッケ食ってかえろー」


拓くんはお腹をさすりながら、商店街のお肉やさんのコロッケを買いに行く。


優しい幼なじみに感謝しながら、また走り出した。



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