【極上旦那様シリーズ】今すぐお前が欲しい~俺様御曹司と甘く危険な政略結婚~
「高貴なお姫さまだってキスをする。全然はしたなくないよ。俺のことを信じているなら綾香からキスして」
半ば強要するようにゆっくりと微笑んで迫れば、彼女は躊躇いがちに俺の頬に触れ、その美しい顔を近付けてきた。
ふわっとその温かい唇が俺のに遠慮がちに重なって、身体が熱くなる。
だが、すぐに彼女はキスを止めた。
「こ、これでいいですわよね?」
顔を真っ赤にして俯き加減に俺に確認する彼女。
凄くよかったが……。
「まだ全然足りない」
オスの本能が目覚めて綾香の頭をガシッと掴めば、彼女は酷く動揺しながら俺の胸に手を当てた。
「待って。……会社に戻らないと」
「社長命令でね。今日は綾香のケアをするように言われてる」
悪魔のように妖艶に微笑むと、彼女をベッドに押し倒して、心ゆくまでその身体を堪能した。
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