【極上旦那様シリーズ】今すぐお前が欲しい~俺様御曹司と甘く危険な政略結婚~
ガイドブックをスーツケースにしまうと、美佳に目を向けた。
「まあ、大変。もうこんな時間。美佳、明日は七時に家を出ないといけないから、六時に起こしてくれる?」
「かしこまりました。おやすみなさい、お嬢様」
コクリと頷き、ドアノブに手をかける彼女。
「おやすみなさい、美佳」
そう声をかけると、彼女は私の部屋を退出した。
ベッドサイドのテーブルに置いてあった睡眠導入剤を一錠手に取り、ペットボトルの水を飲んで流し込む。
実は卒業式の夜からあまりよく眠れず、医者に薬を処方してもらった。
多分、氷堂がキスしてきたせいで神経が過敏になっているのだろう。
四月になったら、氷堂の家族と食事をすることになっているし、今後のことを考えると頭が痛い。
「明日から南仏旅行ですもの。楽しまなくては」
途中モナコに行って、ドレスアップしてカジノをしたり、カンヌで地中海をクルージングするというのもいい。
部屋の電気を消し、すぐベッドに入って目を閉じた。
氷堂のことなんか忘れるのよ。
自分に言い聞かせ、南仏の綺麗な景色を思い浮かべる。
「まあ、大変。もうこんな時間。美佳、明日は七時に家を出ないといけないから、六時に起こしてくれる?」
「かしこまりました。おやすみなさい、お嬢様」
コクリと頷き、ドアノブに手をかける彼女。
「おやすみなさい、美佳」
そう声をかけると、彼女は私の部屋を退出した。
ベッドサイドのテーブルに置いてあった睡眠導入剤を一錠手に取り、ペットボトルの水を飲んで流し込む。
実は卒業式の夜からあまりよく眠れず、医者に薬を処方してもらった。
多分、氷堂がキスしてきたせいで神経が過敏になっているのだろう。
四月になったら、氷堂の家族と食事をすることになっているし、今後のことを考えると頭が痛い。
「明日から南仏旅行ですもの。楽しまなくては」
途中モナコに行って、ドレスアップしてカジノをしたり、カンヌで地中海をクルージングするというのもいい。
部屋の電気を消し、すぐベッドに入って目を閉じた。
氷堂のことなんか忘れるのよ。
自分に言い聞かせ、南仏の綺麗な景色を思い浮かべる。