私だけの真実

澄香side






くわぁ~眠っ(。ρд-。)..。o

やっぱ屋上は空気がいいよねー。

さ、寝よっ  ガチャッ

登「お、お前…」

『登……』

登「……澄香も寝に来たのか…?」

『うん…そうだよ…。』

登「そうか………

なぁ、澄香?」

『んー?』

登「…ごめんな。」

『…えっ?』

登「俺、やっぱお前しか信じられねぇ。

澄香、お前は何もやってねぇんだろ。」

『な、なんで今更…。』

登「今更で悪かった…

本当はずっとおかしいと思ってた。

アイツは俺らが困ると

少し笑うんだよ。」

『そ、そうなんだ…。』

登「ごめんな。本当に。

許してもらえるとは思ってねぇ。

ただなんかできる事あれば

俺に頼んでくれ。

瑠々に探りいれるくらい楽勝だよ」

『登…

あり、ありがとう…( ʚ̴̶̷᷄_ʚ̴̷̷᷅ )』

登「泣くなって…

ほら、こいよ。」

『っ……。

のぼるぅ~(´༎ຶོρ༎ຶོ`)』

登「ほらバカっ泣きすぎだって。

俺はお前の味方だ。

あの時、あんなこと言って悪かった。

これから俺はお前側につくよ。」

『ありがとう…

本当にありがとう……‼』

登「ククッ、律儀な奴。

任せろバーカ。」

『フフッ、頑張るか!

あ、登にだけ言っとくよ。』

登「ん?何だ?」

『私ら翡翠だから。

そこんとこよろしく!』

登「ッッッ……‼‼

そっか…もう、戻って来ないよな…」

『登…泣きそうな顔しないで…。

この一件が片付いたら、

鳳凰と翡翠で同盟組もうよ。』

登「……あぁ。」






登「……なぁ。」

『ん?』

登「俺、お前に聞きたいことがあるんだ。」

『聞きたいことって?』

登「俺が族やめろって言ったとき、

なんで何の抵抗もしなかった?

確かに何もやってないとは言ってたが、

それ以上の抵抗をなぜしなかった?」

『……これはきっと、言っておくべきこと…

なんだろうな…』

登「…?

言っておくべきこと?」

『分からないんだって…私。』

登「……?

なんのことがさっぱりなんだけど?」

『18歳まで生きれるか分からないの。』

登「は………?どういうこと?

余命があるのか…?」

『ってのは嘘なんだけど。』

登「はっ……⁉⁉

お前、全国の読者様、

病を患っている皆様に謝れクソ野郎!」

『す、すいませ~ん』

読者様、本当に申し訳ございませんでした。

m(_ _)m

登「で、本当はどうなんだよ?」

『…やっぱ内緒で。』

登「は…?なんでだよ。」

『まだ敵か味方か区別がついてないじゃん。

そんな奴に教える義理はないね。

じゃあ、ばいばい。』

登「おい!ちょっとま((ガチャンッ

チッ、クッソー!」




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