わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜
そしたら突然、先輩の動きが止まって、わたしをその場に丁寧にストンとおろした。


そしたら、悠がすぐにわたしを抱きしめてくれた。

あったかい。
悠の体温…。

「悠…怖かった…。どうしたらいいかわからなかった…。」

わたしは震えがとまらなくってずっと泣き続けた。
涙がとまるまでまだ時間がかかりそうだった。

「もう…大丈夫。俺が美湖を守るから…。誰にも美湖を傷つけさせないから。」

悠の言葉はわたしの心を満たしていく。
震えが徐々におさまってくる。

しばらくすると悠がわたしをおんぶしてくれて、タクシーに乗った。

わたしが自分のマンションに帰りたくないといったら、悠は自分のマンションに連れてきてくれた。

あったかいカフェオレを飲んで落ち着く。

「あのさ…美湖。俺のこと…好きって言ったのって…」

しばらく悠にもたれかかって座っていたら、悠がもぞもぞとしながら言う。

「はずかしい…」

あのときは今伝えなきゃって思って必死だったけど…。

今考えると、あんな道の真ん中でよくあんなこと…。
< 134 / 201 >

この作品をシェア

pagetop