わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜
ダメ…お願い!

悠の目を見ると…悠はわたしを見返して…ゆっくり頷いた。

「なんだ?」

先輩と千奈が振り返った。
千奈の顔は幸せに輝いている。

この先輩はこの先もずっと千奈を振り回すだろう。
けど、千奈の気持ちは揺るがないから…
まぁこれが落ち着くところに落ち着いたというやつなんだろう。

「いや…いい。」

「そうか。じゃあな。」

先輩と千奈はあっさりと去って行った。



脱力……


「美湖。とりあえずここ出よう。」

結構な大声で会話してたから、店の客たちの注目の的になっていたし、ここに居続けるわけにもいかなかった。

店を出て、時計を見ると、もう5時半。
スマホに着信もたくさん入っている。

「悠。わたし仕事ほったらかしてきてたんだった。戻らなきゃ!」

悠は何か言いたそうに、わたしを見た。

「悠と話さないといけないのはわかってる。けど、仕事は仕事だから。全部ちゃっちゃと終わらせて、今日は悠と一緒に帰る。だから終わるまで待ってて。お願い。」

「わかったよ。何時ごろ終わる?」

「なんとか1時間。で終わらせる。」

「うん。じゃぁ俺もそれくらいで終わらせる。俺も話あるから。」

2人でビルに戻って、エレベーターから一緒に降りた。
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