わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜
「俺は、慎吾から聞いたんだ。おまえと神林がマキシコーヒーに入ってくのを見たって。」

「そっか…。」

慎吾くん…か。

「必死だった。のに…最初面食らったよ。
どっちかってーと、お前の方が先輩と神林よりでっかくなってたからな。何かいい方向に向いてる感はかんじとったんだ。」

悠はふっと笑った。

「けど…最後に一発殴ってやりたかったよ。」

「うん。わたしも。けど…」

「わかってるよ。そっとしとくのが一番だ。あんな男、またいつ何言い出すかわかったもんじゃねぇ。」

「そうだよ。もう会わないのが一番。」

悠も…わかってくれてる…。

「ああ。一番かわいそうなのは神林だな。」

「でも、愛してるんだからどんな試練も耐えるでしょ。千奈は。」

「ふぅん。愛に詳しいね。」

悠がニヤリと笑った。

「わたしも愛してる人いるからね。」

わたしもニヤリと返す。

「へぇ?誰?」

悠は、もうニヤニヤしてなくて…真剣な表情で…綺麗な目で…わたしを見てる。

「う~ん。教えたくないなぁ…。」

悠の綺麗な瞳に吸い込まれそうだと思った。
吸い込まれたい…

そしたら…悠が身を乗り出した。

「じゃぁ俺が教えてやる。」

そして、私の唇に悠のあたたかい唇が降ってきた。

「今、キスしたヤツはもっとおまえのこと愛してるってさ。」

「意義あり。わたしのほうが愛してると思います。」

わたしが手をあげると、悠は椅子を立って、こちらにまわりわたしを抱き上げた。

「あー。もう。先。抱く。」

そして、夕ご飯はほおったまま、わたしたちはベッドルームで至福のひと時を過ごした。


今日のわたしたちは今までで1番…気持ちの奥で…抱き合えたと思った。
お互いに何かもをさらけ出せたようなそんな気持ち…


最後に…
フィニッシュしたとき…悠は耳もとでつぶやいた。

「なぁ。美湖。大阪行かねぇ?」

「え?」
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