わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜
「課長、なんかすみません。課長と話してるとおもしろくってつまんないことで悩んでるのが、バカみたいに思えてきました。」

「悩んでるって?なんかあったのか?」

「好きな…人がいるんです。」

わたしったら、課長に何言ってんだろう?

「え?あ、ああそうなのか…。」

「けど、その人はわたしのこと大っ嫌いみたいで…昔はめちゃくちゃ仲良しだったんですけど…ほんとに…つらくって…どうしようかって思ってて…結構ゴールデンウィークとかで家にひとりでこもってると…つらいんですよね。」

わたしはちょっと水を飲んだ。

「課長に会ったら、楽しくってちょっとその人のこと忘れてました。ありがとうございました。」

そして。ペコリと頭を下げる。

課長に、なんでこんなこと言ったのかわからなかった。
けど。ちょっと滅入ってた気分が楽になったのは確かだった。

「まあ…しんどくなったらいつでも相談にはのってやるから…連絡しろ。」

課長はポンポンとわたしの頭を軽く叩くと、わたしのマンションまで自転車をおしながら歩いて送ってくれた。
そして…

「今から恋愛映画たっぷりみるから。」

と笑いながら自転車に乗って帰って行った。
< 52 / 201 >

この作品をシェア

pagetop