空に向かって
シーンとした空間で耳にはイヤホンをはめて流行りの音楽を聴きながらボーと校庭を見る。
もうすぐ夏休みとあって、外は蒸し暑いしなにより蝉が鳴き始めている。
そんな中、外で部活をやっているサッカー部はよく出来るな、なんて感心する。
「あ…」
言葉が漏れる。
どこにいても目立つ彼らが帰るところだった。
その中心には守られるようにして青木が歩いていた。
4階の教室からもわかる。とっても大事にされてるって。