空に向かって


ニヤリとニヒルな笑みを浮かべる秀虎は、カウントダウンをし終わると急に立ち上がった。


そして、














「覚悟決めろ」








私の腕を掴み、立ち上がらせると窓をガラッと軽快な音を立てて開ける。




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