空に向かって
私が出るまでずっと掛け続けるつもりなのなのか、電話の相手はもう何回めかわからない着信を掛けてくる。
一階に放置したスマホの着信は二階の自室にいる私にまで聞こえてくるのだから、一階にいるともっと煩かっただろうなぁ。
布団の中に入り、目を閉じる。
眠くはない。
ただ疲れた身体を癒そうとしているだけ。
1、2分目を閉じていたと思う。
突然のインターフォンに目を開ける。
…再び、嫌な予感しかしない。