ようこそ異世界レストランへ~食材召喚スキルで竜騎士とモフモフ手懐けます~
もうすぐ日が暮れるというのに、市場は大勢の買い物客がいる。
立ち並んだ客の間から顔を覗かせ、品物の陳列台を見れば、ここは八百屋のようである。
「わっ、このキャベツ、四角い! ええっ、ジャガイモがこんなに大きいの!?」
そこに山となり積まれているのは、美奈の知っている野菜とは異なる形状のものばかり。
ジャガイモは両腕に抱えるほども大きく、ニンジンはカブのようにコロンとしており、玉ねぎはブドウのように房状になっている。
美奈が驚きを口にすれば、野菜売りのふくよかな女性が、首を傾げた。
「なに言ってんだい。四角くないキャベツがあるわけないでしょう?」
「そ、そうですよね。変なことを言ってごめんなさい」
この世界に来たばかりなので……などと言えば、不審に思われそうな気がして、笑ってごまかした美奈は隣の店へ移る。
そこは魚屋で、氷の上に並べられている魚介類はどれも新鮮だが、それらも美奈が知っているものとは違った。
エビの背はまっすぐで、鯛と書かれた魚はトビウオのような大きなヒレを持ち、ヒラメはフグのように膨らんでいる。
見たことのない貝や、虹のように鮮やかな魚もあった。
立ち並んだ客の間から顔を覗かせ、品物の陳列台を見れば、ここは八百屋のようである。
「わっ、このキャベツ、四角い! ええっ、ジャガイモがこんなに大きいの!?」
そこに山となり積まれているのは、美奈の知っている野菜とは異なる形状のものばかり。
ジャガイモは両腕に抱えるほども大きく、ニンジンはカブのようにコロンとしており、玉ねぎはブドウのように房状になっている。
美奈が驚きを口にすれば、野菜売りのふくよかな女性が、首を傾げた。
「なに言ってんだい。四角くないキャベツがあるわけないでしょう?」
「そ、そうですよね。変なことを言ってごめんなさい」
この世界に来たばかりなので……などと言えば、不審に思われそうな気がして、笑ってごまかした美奈は隣の店へ移る。
そこは魚屋で、氷の上に並べられている魚介類はどれも新鮮だが、それらも美奈が知っているものとは違った。
エビの背はまっすぐで、鯛と書かれた魚はトビウオのような大きなヒレを持ち、ヒラメはフグのように膨らんでいる。
見たことのない貝や、虹のように鮮やかな魚もあった。