ボクのお話。
「見て、手が真っ赤!…えい!」
背伸びして、冷たくて小さな手をボクの頬に当てる。
「冷た。」
冷たいはずなのに、暖かく感じる。
小さいはずなのに、大きな包容力を感じる。
ダメ。
これ以上ボクに触れないで。
抑えていたものが溢れないように、崩れないように。
ボクは必死にボクの中にあるナニカを抑えた。
んふふと笑っている君。
その笑顔の理由はボクに慣れてる?
それ笑顔はボクに向けたもの?
ああ、ダメだ。
崩れる。
ボクは君の手を強く引き、そっと唇に触れた。
背伸びして、冷たくて小さな手をボクの頬に当てる。
「冷た。」
冷たいはずなのに、暖かく感じる。
小さいはずなのに、大きな包容力を感じる。
ダメ。
これ以上ボクに触れないで。
抑えていたものが溢れないように、崩れないように。
ボクは必死にボクの中にあるナニカを抑えた。
んふふと笑っている君。
その笑顔の理由はボクに慣れてる?
それ笑顔はボクに向けたもの?
ああ、ダメだ。
崩れる。
ボクは君の手を強く引き、そっと唇に触れた。