ボクのお話。
もう頭が真っ白で息をするのが精一杯だ。苦しい。いくら酸素を取り入れようとしても、なかなか入ってこない。

頭がくらくらする。



ふらつくボク。
もうダメだ、
倒れそうになる。




目を閉じようとした瞬間、君がきて、ボクに抱きついた。





「捕まえた!もう逃がさないんだから!」





いつもいつも私から逃げて!と、上目遣いで頬を膨らます。そして、なぜかちょっと涙目。



「どう、して…?」




あー、やばい。
好きな人が目の前にいる。
ボクのこと嫌いになったはずなのに。

ボクの目から頬にかけて涙が伝っていく。




「凜顔色悪くない?!とりあえず、保健室行こっか!」




ボクの手を繋いで、ゆっくりと保健室へ向かう。



もちろん、周りの目は相変わらず痛く、ざわついている。




「ねえ、手は繋がなくていいよ。疑われちゃうでしょ、?」




「私はいいの!もう絶対離さないよ!」
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