ボクのお話。
何事もなくクラスに馴染めたボクはもう、友達が出来るかなんて不安や焦りは消えていた。





それより、隣の席だった君になんて声を掛け、どんな話をしようか必死だった。










わずか数センチの距離に君がいる。
白い肌にほんのり赤い頬、今の季節にピッタリな桃色の唇。









ボクの心は君しか見えていなかった。
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