この空の下
「じゃあ、多恵さんすみません。院長室にいますから、何かあったら呼んでください」


「はい。大丈夫ですか?隆哉さん怒ってるみたいですけれど」

「ええ。心配いりません。きっと、何か気にいらないことでもあるんですよ」


残っていた患者さんの処方を出して、後は多恵さんい任せることにした。

とは言っても、予防接種後の容体確認と薬を渡して会計をするだけ。
医師である必要は無い。


フー。

深呼吸を1つ付いて、

ガチャッ。


院長室のドアを開けた。
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