オレンジ色のROMANCE
舞香は、大吾に弁当をすすめる、


しかし...俺は。
真っ黒に焼け焦げた...唐揚げクンに
恐る恐る箸を伸ばすがUターン。

その横にはボロッボロの卵焼が鎮座している。
その横には脱皮したチョウチョのサナギのからのようなウインナーらしき物体がある‼


(なんの罰ゲーム?)

ぶふふっと笑う、直樹の口に
干からびたウインナーをin


隣から覗き込み、ゲラゲラしている
祐一の口に卵焼きらしき物をin


どう?と満面の笑顔を振りまく舞香を見て、食べない訳には、行かず箸は
ミニトマトへ

見かねた舞香が黒焦げクン、
を大吾の口に

ポイッ
ガリッ、ヌッチャッ‼
クロコゲクンの中身は生煮えクン
だった。

3人でカミカミ
カミカミ
カミカミ
口の中はミンチ?
飲み込むタイミングを探しながら
口に空気を入れながら
歯のぶつかる音がする。

カチカチ、カチカチ

カミカミ、カミカミ、カミカミ

祐一も、自慢の甘いマスクが
ウグッ、ウグッ、ウグッ
ジャリジャリジャリジャリ

直樹も、イケてる醤油顔が

ぐえーグエッ
ぐえーグエツ‼

ミンチも、ニチャヌチャして来た
ので、 飲み込むか、吐き出すかの
決断を下す。


直樹も祐一も、俺も、3人で顔を見合
わせ病院に入院になるより
猛ダッシュで教室を飛び出した。


保健室でうがい→ゲロゲロゲロ

だからさーなんの罰ゲームだょ〜


そんなこんなで舞香は、弁当を作って
来なくなった。

クラスのみんながホッとして
受験勉強に励めるようになった。
皆が恐れているのは、


弁当の味見が当番制になったからだ。
舞香の弁当は、俺は必須だが
道連れがあと二人‼
出欠番号順に2人づつ‼


みんな恐怖に怯えていたっポイ。
なぜなら断れない。
祐一の性格はドラエモ〇で有名な

ジャイア〇のような存在で
アノ性格。

「俺達だけで、すまさねえ〜からな‼」

で‼決定事項。

ジャイ〇〇との違いはイケメンってとこだけ。
あとはまんまジャイア〇‼
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