オレンジ色のROMANCE




それからとゆうもの...

「あのぉ~大吾くん。
良かったら、このお弁当どうぞ‼」


それ以来1年SS組に大吾への差し入れ
弁当が次々と起こりだした。

NOと言えない大吾は、積もり積もった弁当を、困り顔で抱えてくる。

弁当差入れ事件。

告白の嵐

常に舞香を好きだと言っても女の子達は引きさがら無い。

「もうっ‼大吾、告白されるの
承知で行ってるんでしょっ‼」

行かないでよ!
行くなら別れる。」

遂に舞香の堪忍袋が💥バクハツ‼



「ち、ちげーよ。
待ち伏せされてんだって
俺も毎回泣かれて
ヤなんだよ‼」


「大吾は、私のなんだから
わすれないでよっ‼」(爆)


「断ってるーって、マジ‼
ちゃんとシツカリ大丈夫だから‼
信じろ!」
舞香Love、舞香LOVE

まいかぁ〜Love.Love〜♡Love〜♪♪
大吾は、指でハートマークを作り
ながら舞香の周りを走りだした。

お馬鹿な仕草に舞香もつい

「クスッ」と笑い信じてしまう。

その次の日から大吾は舞香の手を
握りながら登校した。
朝練で一緒に行けない日は、
待ち伏せを避ける為、猛ダッシュで
教室まで走り教室で着替えた。


俺は舞香に惚れちゃってるシッ‼
舞香のヤキモチも、堪能したシツ
これ以上は、ヤバイ気がする。


わざわざ波風たてる必要ないし
舞香が安心すれば平和なワケだ‼。

いや〜でも舞香の妬きモチは
大吾にほれてるょ~って言われてる
みたいで、
嬉しい~いぃなあぁぁぁ。


舞香の妬きモチは、大吾の精神にも
安心感を与えていた。

大吾も、直樹も、祐一も、身長
180越え。
だいたい進学校だし、正にこの三人は
学校始まって以来のスポ、のみ、SS
(スポーツ、脳みそ、SS)
と呼ばれていた。


幼稚園から、高校更には大学と
エレベーター式、ノンストップの
エリート男子だ。

舞香は、普通中学から受験して入った。


男子三人は、裕福に育ってきた。

まあ、舞香とは比べ物にならない
生活を送って来たって事です。

舞香と言えば母方の祖父母に育てられ
父親も、母親も別々の家庭を持って
いて普通の生活がある。


舞香は、不思議と勉強ができた。
祖父母が付きっきりで小さい時から
字を教えたり
新聞のチラシで勉強させたり、
お菓子の空き箱でローマ字を教えたり、
甘い香りと可愛い箱でドンドン覚えた。



親が居ないからと決して後ろ指刺され
無いように、祖父母はシッカリと
常識も叩き込んだ。

おばあちゃんは、若返りの化粧品を
買い込んではダイエットに精を出し
舞香の母親役を頑張った。

付けまつ毛を二重につけた時は
さすがに
化け物かと爺ちゃんがひっくり返っ
たがそれなりの厚化粧で何とか
年取ってからの子供とごまかせる
レベルまで、のし上がって来た。


昔から童顔で、可愛らしかったせいか
それなりに、まあ、みられた。


デパートの化粧品売り場のおねー
さん達がばあちゃんの話に同情して、
色々化粧のテクを教えて
くれたりしたみたいで、婆ちゃんも
楽しそう。
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