オレンジ色のROMANCE
あまりの怒号にしっかりビビった
舞香‼
しかし声は、小さめに、怒ってるぞ‼
もう喧嘩は避けたい。。

「冗談なのに〜
本気でおこんないで‼」

気まずい雰囲気の中彼のマンションに
到着。大吾のマンションも、
相当高級だったけど
拓成のマンションは、かなりの物だった。

ちょっと頭冷やしてくるから
好きにしていて..一言残して拓成は、
出ていった。

一人ぽっんとデカーイ、ヒローイ
リビングに残され暫くつつ立って
いたが・・・
「シャーない‼待つか‼」
と勝手に冷蔵庫をあけ、きれーなワイン
発見‼

アイス食べたあとだったし、お喉かわいてるし..丁度ワインも、冷えてるし..
好きにしててって言ってたし、

グリグリとワインオープナーで開けた。


スッポーン➹➷

「1杯だけ‼..ん〜美味しつ‼
...もう1杯
...もうすこーしっだけっとぉ~」
ウィ〜ヒック

すっかり気分の良くなった舞香は、
窓からたくさんのビルが見える事
に気づいた。

拓成は...もしかしたら、私が好き
なん?自分も、拓成の事が好きだと
気づいたのは、ついさっき‼
もう会いにもこない、これきりと
言われ・・・

寂しくて悲しくて辛かった。
確かめたい。
彼の気持ちを..
またワインをグビッ

部屋を物色していると、
隠れん坊できんじゃね‼グビッ、
うま﹏‼
酔った勢いでパンプスとバック
を掴み抜き足さし足忍び足
誰も居ないのに必要無くない!
アハハハハハ


ベッドルームへGO
ドレッサーの中に隠れていたが
立って待つのに疲れダブルベッドで
横になる。

ボヨヨヨョ~ン、ボヨーンボヨーン
ジヤアアアンプボヨ~ン

ベッドのスプリングを堪能する。

ウッハウッハ言いながらテンション
あがる。
ベッドルームにもデカいテレビがある。
この部屋だけでもバーちゃんちの
下の部屋ぐらいあんじゃなかろうか?

拓成何様?
ベッドの布団を綺麗にした後
拓成のドレッサーから1枚コートを引っ張り出しベッドの下に潜り混んだ。

拓成の整髪料や軽い香水のにおいが
舞香を包む。

拓成が自分を好きなら探し回るハズ

ウキウキしていたが、ふあああぁ
突然眠気のお誘い。
「ダメダメ‼おきてなくちゃ眠気は、
また怒らせちゃう。

目を両手で広げたり、目に力を入れたり
努力したが.....眠けに..は..かてな
ま‼⤵いいかぁいいや~グググ😴

拓成は、親代わりで育ててくれた
ツネの家にいた。

ツネに愚痴る。
「まあまあ、その娘さん面白いですわ、
まあああ、置いてきぼりですの~。」拓成は、罰が悪そうに

「つい、怒鳴ってしまった。
運転中だぞっ!
子供ならまだしも、
ツンツン、ツンツンって
つつかれてみ━━━””
ムカつくワ。」




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