【極上旦那様シリーズ】俺のそばにいろよ~御曹司と溺甘な政略結婚~
二十時三十分過ぎの今はちょうど忙しい時間帯らしい。
パリっ子に人気のレストランの夜はまだまだこれからといったところだ。
アンティチョークのサラダと生ハムがたっぷりお皿に盛られてテーブルの上にのる。
柊吾さんはボルドー産の赤ワインを飲んでいる。私はぶどうジュース。
「赤ワイン、生ハムに合いそうですよね。フランスでは十六歳からアルコールがOKなんですよね」
お酒はまだ飲んだことはない。だけど、ちょっぴり大人になった気分で飲んでみたくなったのだ。
「飲んでみる?とでも言うと思った? フランスではよくても、日本の法律にのっとらないとな。ダメに決まっているだろう」
「意外と保守的なんですね。ひと口だけ」
私は指を一本立てて、柊吾さんににっこり笑う。
「ダメだ」
柊吾さんは頑として首を縦に振ってくれず諦めた。
是が非でも飲みたいわけではなかった。柊吾さんがどんな反応をするのか見てみたかったのだ。
私、気持ちが浮かれているみたい。柊吾さんといる時間が楽しい。
「ほら、生ハム食べて」
柊吾さんはフォークに刺した生ハムを私の口へ持ってくる。
ちょっと照れくさいながらも、私はパクッと食べた。
パリっ子に人気のレストランの夜はまだまだこれからといったところだ。
アンティチョークのサラダと生ハムがたっぷりお皿に盛られてテーブルの上にのる。
柊吾さんはボルドー産の赤ワインを飲んでいる。私はぶどうジュース。
「赤ワイン、生ハムに合いそうですよね。フランスでは十六歳からアルコールがOKなんですよね」
お酒はまだ飲んだことはない。だけど、ちょっぴり大人になった気分で飲んでみたくなったのだ。
「飲んでみる?とでも言うと思った? フランスではよくても、日本の法律にのっとらないとな。ダメに決まっているだろう」
「意外と保守的なんですね。ひと口だけ」
私は指を一本立てて、柊吾さんににっこり笑う。
「ダメだ」
柊吾さんは頑として首を縦に振ってくれず諦めた。
是が非でも飲みたいわけではなかった。柊吾さんがどんな反応をするのか見てみたかったのだ。
私、気持ちが浮かれているみたい。柊吾さんといる時間が楽しい。
「ほら、生ハム食べて」
柊吾さんはフォークに刺した生ハムを私の口へ持ってくる。
ちょっと照れくさいながらも、私はパクッと食べた。