【極上旦那様シリーズ】俺のそばにいろよ~御曹司と溺甘な政略結婚~
「本当に心春はかわいい」
ふいに柊吾さんの腕が腰に回って抱きしめられ、おでこにキスが落とされた。
「安心して。俺も二枚投げたから」
「知っていたの?」
「ああ。心春がかわいくてからかってみただけだ」
口角を上げて意地悪く微笑む柊吾さんに腹が立って、彼の胸を拳でポカッと叩く。
「意地悪っ!」
「俺は心春が愛しくてたまらない。こんなものに頼らなくてもずっと一緒だ」
柊吾さんの甘い言葉に、ずっとふくれっ面でいられない。困った顔になった瞬間、唇が重ねられた。
これじゃあ、はたから見たら、バカップル……。
「しゅ、柊吾さん、早くコロッセオに連れていって」
柊吾さんは顔を真っ赤にしている私の手を取り、車へと向かった。
古代の石造りの神殿や下水道などがあるフォロロマーノはすでに閉場していて観られず、そろそろホテルに戻ろうということになった。
スペイン広場が部屋から見えるという高級ホテルにアルマンドの運転する車が到着したのは、もうすぐ十九時になるころだった。
古代ローマ時代に作られた円形闘技場のコロッセオを間近で見ると圧巻だった。
歴史をひしひしと感じて感動を覚える。
日没は十七時過ぎ。現在は十八時を回っていて外は暗い。
ふいに柊吾さんの腕が腰に回って抱きしめられ、おでこにキスが落とされた。
「安心して。俺も二枚投げたから」
「知っていたの?」
「ああ。心春がかわいくてからかってみただけだ」
口角を上げて意地悪く微笑む柊吾さんに腹が立って、彼の胸を拳でポカッと叩く。
「意地悪っ!」
「俺は心春が愛しくてたまらない。こんなものに頼らなくてもずっと一緒だ」
柊吾さんの甘い言葉に、ずっとふくれっ面でいられない。困った顔になった瞬間、唇が重ねられた。
これじゃあ、はたから見たら、バカップル……。
「しゅ、柊吾さん、早くコロッセオに連れていって」
柊吾さんは顔を真っ赤にしている私の手を取り、車へと向かった。
古代の石造りの神殿や下水道などがあるフォロロマーノはすでに閉場していて観られず、そろそろホテルに戻ろうということになった。
スペイン広場が部屋から見えるという高級ホテルにアルマンドの運転する車が到着したのは、もうすぐ十九時になるころだった。
古代ローマ時代に作られた円形闘技場のコロッセオを間近で見ると圧巻だった。
歴史をひしひしと感じて感動を覚える。
日没は十七時過ぎ。現在は十八時を回っていて外は暗い。