【極上旦那様シリーズ】俺のそばにいろよ~御曹司と溺甘な政略結婚~
 ホテルに戻り、ロビーで待っている私のもとへふたりが現れた。

「ハル!」

 私たちは会えた感激を分かち合うようにハグをする。

「ふたりとも元気そう。フランス語、上達したでしょう?」

 私の言葉に、アリッサが微笑みながら肩をすくめる。

「まあまあよ。ハル、光り輝くように綺麗になったわね。幸せそうだわ」
「そうそう。奥さまはうまくやってるの? その様子だと旦那さまにかわいがられているんでしょうね」
「もちろんそうじゃないと、こんなに幸せそうに見えないわよ」

 ふたりに褒められ、頬が熱くなってくる。

「お腹が空いているの。早くレストランへ行こうよ」

 私は彼女たちをホテルの中にあるフレンチレストランへ案内した。

 美味しいフレンチを食べながら、私たちは数カ月の間に溜まった話をたっぷりした。

 アリッサは前に付き合っていた彼と別れて、新しい彼ができたと楽しそうだ。

 ベラは同じ彼と続いており、彼のことを話す彼女はとても幸せそうだった。

 語学学校の先生たちの話題や、先日の試験が難しかったことなど、話は尽きなかった。


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