2度目の初恋
廉を見かけてから5日が経った。しかし、あれ以来私は廉を見かけていない。
そんな事を考えながら私は梨花と購買に向かっていた。
その時、突然腕を掴まれた。
驚きながら顔を上げると廉の姿があった。
廉は、私の顔を見ながら「加奈だよな。」と言った。そう言われた、私はとっさに「誰?」と、とぼけてしまった。そうすると、廉は「すみません。」と言った。
嘘をついてしまった。ホントは分かっていたのに、顔を合わせるのが気まずくて…。
梨花が不思議そうに見て「どういうこと?」と聞いてきた。
私は、梨花には、話しておこうと思い、小学生の頃の話をすべて話した。
すると、梨花は私に「なんで嘘ついたの。後悔してるなら謝るべきだよ。」と言ってきた。
そう言われて、私は廉とちゃんと話して謝ろうと思った。だから私は梨花に「ごめん、ちょっと行ってくる。」と言い、廉を探しに行った。
私は廉を探しに教室や体育館、校庭などいろんなところを探した。そして、私は屋上に行った。そこに廉はいた。
私は勇気を出して廉に本当の事を言って謝った。そしたら、廉は許してくれた。そして、廉も謝ってきた「守れなくてごめん…」と。
私は「気にしていないから。良かったらまた仲良くして欲しい。」と言った。
< 8 / 8 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop