訳あり無表情少女と一途な幼馴染
数日後
倉庫にいる時、イラつきが限界に来た

「雫以外、外に出ろ」

朔は溜息を吐きながら、?マークの春也と出て行く
紫音は俺と雫を交互に見て躊躇ってる
本を読んでる雫は、紫音を見て

「紫音、大丈夫だから」
「…分かった」

紫音も出て行き、3人が下に行ったのを確認して雫に近寄る

「雫」
「…」

パラ…
本を捲る音だけ

「おい」

バッと本を取り上げるとやっと雫が顔を上げた

「何」
「紫音とどんな「しつこい、蓮には関係無いと何度も言ってる。本返せ」」

本を取り返そうと手を伸ばす雫
だが、雫が立たないと届かないとこまで挙げる

「いい加減にしろ」

雫が立ち上がり、俺の手まで背伸びする
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