訳あり無表情少女と一途な幼馴染
数分後、相手を制圧し幹部室に戻る
雫は本を読んでたらしい
俺等を一瞥し、すぐに視線を戻す

「何も聞かねぇのか?」

雫は顔を上げずに

「何を聞く事がある」
「怪我は無いのかとか…」
「あんな族相手に?」
「あんな?」

あんな族相手に?何も見てないのに、何でそう言える?
雫はそれ以上は喋らなくなった
それからも、雫は紫音には心を開いてる感じだ
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