訳あり無表情少女と一途な幼馴染
33〜護衛
夏休みが終わり、新学期が始まった

「おい、雫」

蓮の護衛も始まってる

「おい、返事しろって」

紫音はあれからだいぶ過保護になった

「おいっ雫!」

隣を見れば、蓮が不機嫌そうに私を見てる

「…何」
「何って、呼んでも全然答えねぇから。せっかく一緒にいるのに…」

鷹として会った次の日
今度は神凪 雫として、蓮に会いに行った
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