先輩手に入れます!
私は階段を駆け上がり
先輩の教室、2年1組へと向かった。
雫「鏑木先輩!!」
瀬那「ちっ。しつけぇな。」
廊下にあるロッカーを
勢いよく閉めた先輩は
舌打ちをした後、スタスタと
歩き始める。
雫「待って下さいよ!先輩!
科学室までお送りしますから。」
瀬那「ついてくんな!」
雫「嫌です。行きます!」
先輩の事を好きになったのは
入学してすぐにあった
部活説明会の日の事だった。
3年生に混じり、舞台にあがった
鏑木先輩の姿に一目惚れしたのが
キッカケだった。
その日から私はしつこいくらい
先輩の事を追いかけ回している。
先輩はサッカーがめちゃくちゃ上手くて
1年生の頃からレギュラー入りし
2年ではエースとして活躍し
3年生が引退した今は
キャプテンになった。