先輩手に入れます!
保健室の扉を閉め校舎を出て
グラウンドへ向かうと
梶谷先輩の言う通りサッカー部は
別の高校と合同練習をしていた。
私はこのネットを
くぐり抜けた事はなくて
もちろん、グラウンドの中に
入った事もなかったけど
今は先輩の一大事だ。
ネットをくぐり、ベンチに座る
サッカー部顧問 多岐先生の元へと向かう。
雫「多岐先生。鏑木先輩、捻挫が
ひどいみたいで、病院に行った方が
良いそうです。菱元先生に伝えるよう
言われたので。勝手にグラウンドに
入ってしまってすみません。」
多岐「そうか。
練習試合が終わったら
俺も病院へ向かう。
菱元先生に鏑木を病院へ
連れて行って貰えるよう
頼んでくれないか?」
雫「分かりました。」
多岐先生の伝言を預かった私は
もう一度、保健室へと戻る。