拾いものは危険な恋のはじまりでした
五月さんに連れられ、先生に頭を下げ病院に行くことに

「あー、捻挫だね。2週間くらいは、ちゃんと湿布と固定してね」

榊さんにお礼を言い、病院を後にした。

組に戻ると、怖い顔の奏さんと皆さん。

「一体どうしたんだ!」

「その・・階段から落ちまして・・・」

「自分で踏み外したのか?」

「えっと・・・その、誰かに押されたみたいな感じで・・・」

「あ゛ぁぁぁあ!」

奏さん、顔が凄い怖いです。それに、司さん、徹さん、五月さんまで

「誰か分からないのか」

「あ、はい、よく見えなくて・・・すいません・・」

「お袋、どういうことだ!」

「ん~、もしかして、京子さんかしら・・・」

「あ゛!相楽組のか!」

「う~ん、小春ちゃんに結構嫌がらせしてたし、奏の婚約者にって何度も

家に言って来てたしねェ~」

「司!調べとけ!」「了解」

「小春、大丈夫か」そう言うと、私を抱き上げマンションに帰った

取りあえず2週間は、マンションで安静することをきつく約束された

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