続・本田くんを振り向かせたい

新しい友達

私たちはいつも通り、教室に入る。 
もちろん、その時は手を繋ぐのはやめるけれど。
「相沢さん」
私を睨みつけた水井清楽(みずい・きよら)に話しかけられる。
「どうしたの、水井さん」
「あのさ、陸と付き合ってるってホントなの?」
目が怖い。
顔は笑ってるのに目は笑ってないよ…。 
「う、うん…」
「ちょっと来なさいよ」
私は屋上まで連れて行かれる。 
「痛っ!」
「ふふん。いい気味。私、陸のこと…好きなんだよね。あんたさ、分かってる?陸は簡単に女子をふるってこと」
え…。
「彼女は告白する。OKはするけど本気じゃない。だからすぐふられ「そんなわけないだろ」
え?
「陸?!」
「お前さ、人の彼女傷つけるなよ。てかさ、ふるとかどんなワード出してんだよ。…美羽は…。可愛いんだよ。誰よりも。優しいし。だから、好きなんだよ!だから、傷つけたら許さない」
「陸…」
陸は優しいよ。
「相沢さんっ!ごめんなさい!ほんとは羨ましかったの!」
「謝ってくれたから許すよ」
「ありがとう…。ねえ、友達にならない?」
「えっ」
「嫌だったらいいよ。私、陸とのこと、応援するし!さっきはほんとにごめんね!」
「ううん、嫌じゃないよ。友達、なろ?清楽ちゃん」
「美羽ちゃん、ありがとう!」
そして友達になった。
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