ロマンスの王子様
「場所くらい把握しろよって言う話じゃない」
「ホントだよねー」
私のとっさのウソをワッコさんは信じたみたいでホッとした。
よかった、信じてくれて…。
「そろそろ時間も時間だし、場所を移そうか」
「うん、そうだね」
私たちは会計を済ませると、コラボカフェを後にした。
「またみんなで一緒に行こうね」
「うん、絶対に行こう」
そんな話をしながら歩いていたら、
「明穂」
聞き覚えのある声が私を呼んだ。
えっ、まさか…!?
嫌な予感を感じながら振り返ると、
「あっ、奥原さん…」
そこに立っていたのは、やはり奥原さんだった。
「えっ、お迎え!?」
目の前の奥原さんに、ワッコさんは驚いた顔をした。
「いや、お迎えを頼んだ覚えは…」
何でこんなところまできているのよ!
私は首を横に振って答えることしかできなかった。
「ホントだよねー」
私のとっさのウソをワッコさんは信じたみたいでホッとした。
よかった、信じてくれて…。
「そろそろ時間も時間だし、場所を移そうか」
「うん、そうだね」
私たちは会計を済ませると、コラボカフェを後にした。
「またみんなで一緒に行こうね」
「うん、絶対に行こう」
そんな話をしながら歩いていたら、
「明穂」
聞き覚えのある声が私を呼んだ。
えっ、まさか…!?
嫌な予感を感じながら振り返ると、
「あっ、奥原さん…」
そこに立っていたのは、やはり奥原さんだった。
「えっ、お迎え!?」
目の前の奥原さんに、ワッコさんは驚いた顔をした。
「いや、お迎えを頼んだ覚えは…」
何でこんなところまできているのよ!
私は首を横に振って答えることしかできなかった。