君と再会できた奇跡
そろそろ受験、考えなきゃね。
「わぁ、宮原さん、すごーい!推薦来るんじゃない?」
頭が良い私は声をかけられる。
「スイセン?ナニソレ」
「推薦は、この大学オススメですよーとか言う奴」
あー。そういう…
「そうなの?」
「光くんも、頭良いよね。推薦されるかもよー」
「だねー」
「愛果」
「光!」
「何点?」
「100」
「おい…俺、99」
「イェイ!」
「負けたんだけど。愛果、強…」
「学年1位 宮原愛果」
「2位 高橋光」
「3位 内藤水央 4位…」
やった…
「宮原さん、高橋くん、内藤さん」
「「「はい?」」」
「あなたたち、◯◯大学、推薦します」
その、大学って…
「有名なあの◯◯大学?!」
「ええ、そうよ」
うそ、でしょ?
「私は行きたいけど…愛果と高橋くんは?」
「私は、いき…たい」
「俺も」
「3人とも行きたいということでいいですね」
「「「はい!」」」

< 41 / 44 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop