大嫌い、だから恋人になる
きっと二人は私のこと凄い怒ってて、絶交しに来たのかなと思った。

当然だよね。あんな言い方したんだもん。謝っても許されるとも思わなかった。でもこのまま会わなかったら、ちゃんと謝る機会も無くなっちゃう。

「少しなら大丈夫」

お母さんは玄関に待ってた二人を呼びに行った。私はパジャマだったから、上着を軽く羽織った。

「どう?今も気分悪い?」

凜ちゃんが部屋に入って来て聞いた。

「うん。少し良くなった。なっちゃんは?」

「ここに居るよ」

凜ちゃんの後ろからひょこっとなっちゃんが顔を出した。

「良くなったみたいだね。良かった」

「ありがとう」
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