大嫌い、だから恋人になる
「ごめん、ちひろ。もう少しそこで待ってて貰って良い?」

「別に良いけど」

約束の時間になっても相手は現れない。どういうつもりなんだろう。凛ちゃんも相手の男の子も。

雲はますます広がっていて、暑さは和らいだけど、雨はいつ降ってもおかしくない。

後五分待って来なかったら、このまま家に戻ろうとした時、前方から二人連れの男の子達が来た。
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