大嫌い、だから恋人になる
結局、バスケの試合は私たちのチームがびりだった。しかも一度も勝てないまま。
私は一本もシュート決めてない。
あんなにゴールが高いのが悪いんだ。
女子には無理。
なっちゃんはいっぱい決めてたけど。
ビリの罰として、私たちのチームは、片付けを先生から命じられた。
他のチームメイトは、別の仕事任されたから、ボールを片付けるのは私の仕事。
「大丈夫、ちひろ。私が手伝うから」
「ありがとう。凜ちゃん」
「私もだよ」
「なっちゃんもありがとう。なっちゃん凄いね。いっぱいゴールして。今度、私にもやり方、教えて」
「良いよ。今度、特訓ね」
「特訓はちょっと」
「大丈夫、簡単だから」
私は一本もシュート決めてない。
あんなにゴールが高いのが悪いんだ。
女子には無理。
なっちゃんはいっぱい決めてたけど。
ビリの罰として、私たちのチームは、片付けを先生から命じられた。
他のチームメイトは、別の仕事任されたから、ボールを片付けるのは私の仕事。
「大丈夫、ちひろ。私が手伝うから」
「ありがとう。凜ちゃん」
「私もだよ」
「なっちゃんもありがとう。なっちゃん凄いね。いっぱいゴールして。今度、私にもやり方、教えて」
「良いよ。今度、特訓ね」
「特訓はちょっと」
「大丈夫、簡単だから」