拾い物は危険な新婚生活のはじまりでした
披露目も進み、食事が運ばれてくるとお手洗いに行きたくなってきた。

奏さんに伝えると、徹さんを呼び五月さんと一緒に行くことになった。

もちろん、周りには護衛の人が何人もついてくる。

お手洗いに五月さんと入ると、中に3人の女の人。

丁度出て行くところだったので、私と五月さんもそれぞれトイレに入った。

出ると、さっきの女の人達がまだいる。

「あなたが奏様と結婚した成瀬のお嬢なの」「・・・はい」

「私はずっと奏様と結婚するのを夢見ていたのに・・あなたの所為で・・」

女の人の目は血走っていて、何か正気ではないものを感じさせた

ハッと思った時には、右手に光るものが私に向かっていて、なんとか避けるが

左腕に痛みが走る・・・「徹!早く来て!」

五月さんが出てきて、その様子に外にいる徹さんたちを呼ぶ

慌てて入ってきた徹さんや護衛の人に、女の人達は押さえつけられていた

私は左腕を抑えているが、そこから血が滴り落ちる

「榊を呼んで!小春ちゃん歩ける」「・・はい」

お手洗いから出ると、騒ぎを聞きつけ奏さんが走ってくるのが見えた

奏さんは私を抱きかかえると、無言で部屋まで急ぐ

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