命に変えても守りたいもの
何かの呪文を唱え、
私と海斗を透明なバリアのようなものに
包み込み、

自分だけが残った。

小さい時の私はまだ泣いていた。

『愛未!
必ず生きて!!
沢山の事を知って!
そして、いつか、必ず
命に変えてもも守りたいものをみつけ
るのよ!
そうすれば、きっと…』

そこで、私の記憶は終わった。
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