モンスターハンタールチフェル
 そしてシックルとペイルを残し、三人はさっさと出て行ってしまった。

「全く、本当に英雄の子なんだか疑わしいわ…」

 そんな事を呟き、一人ベットに行って寝転がった。

 プゥゥゥゥゥゥン!!

 出港の合図の汽笛が鳴らされ、アレックたちの乗る船は徐々にスピードを上げて、港を離れて大海原へと向かっていった。

「こっち来て見なさいよあんたたち、すごい景色よ!」

 ルチナとレインは二人して甲板に出て、船の前方で下を見て青く透き通る海を眺めては奇声を発していた。

「おい、そんなに躍り出ていたら危な…」

 アレックは二人が今にも落ちそうな感じだったので注意しようと近寄った時、アレックは甲板から水面までの高さにくらっと来て後ずさりした。

「何やってんのあんた?」

「お、俺やっぱ戻る…」

 そう、アレックはなんと高所恐怖症だったのだ。

「ほんといくじなし…」

 つまんなさそうにルチナはアレックの所に戻って来て他の所に行く事にした。
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