モンスターハンタールチフェル
 どうやら絶体絶命のピンチのようだった。

 大人二人相手に子供三人では相手にならないだろう。

 でもこのままでは捕まってしまうのが落ちだ。

「この野郎!!」

 アレックは目の前の腕を噛まれていない背の高い男へと殴りかかった。

 いや、殴りかかろうとしたその時、その男は痛々しい声を上げて倒れた。

「え?」

 すると、そこには銀髪で黒いマントを羽織った、背中に一本の鞘に収まった刀を背負っている男が、アレックたち三人と、奥の一人を睨みつけて立っていた。

「な、何もんだ!!?」
< 149 / 645 >

この作品をシェア

pagetop