白衣の先生に恋しました。
「あ、大丈夫ですよ
お母さんもお父さんもお仕事だから…」


「あ、そうなんだ…
ねぇ、もしかして緊張してる?」


「え…なんでですか?」


「んふふ、えー、なんかそんな気がして。」


先生は笑いながらそう言って。
電話でも見透かされるってすごいな…


「ねぇ、陽奈ちゃん。
俺ね、陽奈ちゃんから連絡来なくて
少し心配したんだ。それに、寂しかった」


「え?」


「家に1人で居たりして怖がってないかな、
また怖くなって泣いてるのかなって。
すぐに連絡してくれると思ってたから…」


< 254 / 425 >

この作品をシェア

pagetop