白衣の先生に恋しました。
「俺は大丈夫だから。
もぉ…泣かないでよ、陽奈ちゃん」


優しく微笑みながら、手で涙を拭って
くれる先生。


その手はやっぱり暖かい。


どんな時だって、
先生の笑顔や手は暖かいよね…


例え、私が先生を突き放す言葉を言っても
私が酷い立場に居たり辛くなっていても、、


「今ね、お昼前なんだけど
俺、ご飯作ってくるからお昼になるまで
ここでゆっくり休んでて?」


先生は私の頬に手を添えながらそう言った。


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