白衣の先生に恋しました。
「っ…」


「陽奈ちゃん!?」


姉ちゃんが珍しく声を上げた為
何かと思い振り返ると、女の子は膝から
崩れ落ちていって。


「陽奈ちゃん…大丈夫?
ほら、ベッドに横になろ?」


「ごめんなさ…」


「ううん、大丈夫。
ほら、しっかりお布団被って…
寝ちゃいな。」


「はい…」


ベッドをカーテンで仕切り、姉ちゃんが
戻って来た。


「ねぇ…あの子大変だね?」


「そうなのよ…貧血が凄くって。
病院で診てもらったら貧血になりやすい体質
らしくて」


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