強すぎる彼女と優しすぎる彼
新しい毎日
「イベントの開催日になったら帰って来よう」
いつまでも目を真っ赤にしている佳子に龍仁は告げた。
佳子が勝ち取ったプレゼンのイベントが二か月後にある。その時には帰って来ようと約束した。

飛行機がつく頃には泣きつかれた佳子はぐっすりと眠っていた。

「ついたぞ」
司の言葉に佳子目をあけると北海道らしい広大な景色が広まっていて、佳子は改めて北海道に引っ越したのだと実感した。
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