運命が紡いだ物語
「私ね、翔大と花が本当の双子じゃないって聞いてほんとにびっくりした。
二人はほんとの家族みたいに想いあってる。
それは私もよく知ってることだし、何せ中学のころから仲良かったのに全然気づかなかったことが何よりの証拠。
それに、私ね翔大に告白されたときに言われたの
『血はつながってないかもしれないけど俺にとって花はずっと双子の妹だから家族として花を大切にしたいと思ってる。
だからそこだけは理解してほしいって。』
私は翔大の言葉がうれしかった。
花はすんごく大切にされてるってわかったから。
私は翔大の彼女でもあるけど、その前に花の大親友だから・・。」

私は素直にうれしかった。

翔大が結愛に言っていたことも、結愛が今言ってくれたことも。

「それと、仲直りする秘訣は・・・。

正直に自分の思いを相手にぶつけること。

強がったりしないで自分が思ったことを言えばきっと二人は仲直りできるよ！」

「ありがとう。結愛。」

結愛の言うとおりだ。

素直に自分の気持ちを話そう。
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