幼馴染との正しい距離感
『……つむぎちゃん』
『……はい』
呆れられたとでも思ったのか
しゅんとうなだれるつむぎを引き寄せて
ついばむように軽くキスをした。
『…』
目を丸くするつむぎに優しく笑いかける。
『…不安になる必要ないよ
俺がつむぎを嫌いになるわけないんだから』
『こー、くん』
『そろそろ自信持って?
俺にすっごく愛されてるって』
『……こーくんに、好かれてる自信はある』
『なら、自分に自信持って』
『…』
自分に勇気がないせいで、俺を我慢させてるとか
このままじゃ
飽きられるとか嫌われるかもとか
きっとつむぎはそう言うことを
ひとりもんもんと考えて悩んでいたんだろう。
そんなの気にする必要なんてないのに。
『…焦らなくても、無理しなくても
そのままのつむぎで良いから
そのままでも充分だから』
昔も今も目の前にいる、このつむぎが好きだ。
『……こーくんは、また私を甘やかす』
『大好きだから仕方ないよ。諦めて』
俺の言葉に
段々と安堵したように表情をやわらげるつむぎ。
俺の言葉で…
こんな簡単なことで安心するなら
いくらだって
何度だって言うから
だから、笑ってて欲しい。
『……こーくん』
『……はい』
呆れられたとでも思ったのか
しゅんとうなだれるつむぎを引き寄せて
ついばむように軽くキスをした。
『…』
目を丸くするつむぎに優しく笑いかける。
『…不安になる必要ないよ
俺がつむぎを嫌いになるわけないんだから』
『こー、くん』
『そろそろ自信持って?
俺にすっごく愛されてるって』
『……こーくんに、好かれてる自信はある』
『なら、自分に自信持って』
『…』
自分に勇気がないせいで、俺を我慢させてるとか
このままじゃ
飽きられるとか嫌われるかもとか
きっとつむぎはそう言うことを
ひとりもんもんと考えて悩んでいたんだろう。
そんなの気にする必要なんてないのに。
『…焦らなくても、無理しなくても
そのままのつむぎで良いから
そのままでも充分だから』
昔も今も目の前にいる、このつむぎが好きだ。
『……こーくんは、また私を甘やかす』
『大好きだから仕方ないよ。諦めて』
俺の言葉に
段々と安堵したように表情をやわらげるつむぎ。
俺の言葉で…
こんな簡単なことで安心するなら
いくらだって
何度だって言うから
だから、笑ってて欲しい。
『……こーくん』