本命同盟
怖い、みんなの視線と先生が。



ただ、見られているという感覚が体をすくませる。



先生の顔が見れなくて、でも、断れないことが分かっているからそっと息を吐いて



「いきます」



返事をした。



最悪だ。



どうして放っておいてくれないのか。



わたしは別にこのままでいいのに。



早く、大人になりたい。



大人になれば、なににも縛られない。



自分の責任で、自分の人生を歩めばいいんだから。




誰にも干渉されたくない部分を誰かに見せる必要がなければいいのに。



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