二人を繋ぐ愛の歌
「……沙弓のご両親は俺のこともう知ってる?」
「あー……【多幸】の叔父さんが彼氏が出来たらしいって電話したらしいんだけど……陽人がハルトだって言うのは知らないんじゃないかな」
「じゃあさ、近いうちに休み調整してもらうから……挨拶に行かせて」
「え……」
それって……。と思っていると陽人は少し恥ずかしそうに頭を掻きながら、えーっと。と呟いた。
「やっぱ挨拶して認めてもらって、それからちゃんと式あげてからじゃないと駄目だろうなって」
「式って……」
「本当はもっとちゃんとムードあるところで言いたかったんだけど……告白と一緒で締まらないなぁ」
苦笑して、あーあ。と言っている陽人を沙弓はドキドキと高鳴る胸を押さえながら見つめていた。
心臓が飛び出してしまうんじゃないかと思うほど暴れているのを宥めようと必死なのだけれど、どうやらそれは無理そうだった。
「沙弓のご両親に認めてもらえたら……結婚しよう。
そしてたくさん子供作って、寂しくない家にしよう」
「っ……」
真っ直ぐ見つめてくるその眼差しと言葉にか、それともドキドキしすぎて耐えきれなくなった心臓のせいか、沙弓はポロッと涙を一粒溢すと強く陽人に抱き付いた。
「あー……【多幸】の叔父さんが彼氏が出来たらしいって電話したらしいんだけど……陽人がハルトだって言うのは知らないんじゃないかな」
「じゃあさ、近いうちに休み調整してもらうから……挨拶に行かせて」
「え……」
それって……。と思っていると陽人は少し恥ずかしそうに頭を掻きながら、えーっと。と呟いた。
「やっぱ挨拶して認めてもらって、それからちゃんと式あげてからじゃないと駄目だろうなって」
「式って……」
「本当はもっとちゃんとムードあるところで言いたかったんだけど……告白と一緒で締まらないなぁ」
苦笑して、あーあ。と言っている陽人を沙弓はドキドキと高鳴る胸を押さえながら見つめていた。
心臓が飛び出してしまうんじゃないかと思うほど暴れているのを宥めようと必死なのだけれど、どうやらそれは無理そうだった。
「沙弓のご両親に認めてもらえたら……結婚しよう。
そしてたくさん子供作って、寂しくない家にしよう」
「っ……」
真っ直ぐ見つめてくるその眼差しと言葉にか、それともドキドキしすぎて耐えきれなくなった心臓のせいか、沙弓はポロッと涙を一粒溢すと強く陽人に抱き付いた。