二人を繋ぐ愛の歌
「何て言うか……すごく初歩的な所で躓いてたのかもな」
椅子に凭れて天井を見上げて呟いた朝陽の言葉に沈黙が続く。
この場にいるのが落ち着かなくなってきたけれど弁当もまだ食べきってない上に、この状態では帰りづらい。
どうしようかと思っていたら不意にハルトと目が合った。
「ありがとう、君のおかげでアイドルの頂点への道が少し見えた気がする」
「えっと……お役に立てて良かったです?」
ハルトがほんの少しの微笑みながら言った言葉に沙弓は疑問系になりながら小さく頷く。
本当に音楽など殆んど聴かない素人が思った事が参考になったのだろうかと思っていると、ハルトが何故か笑みを深めてさっきよりも身を乗り出してきた。
「良かったら参考までにKaiserの曲とShineの曲でそれぞれ一番印象に残った曲を聴きたいんだけど」
「いえ、全部聴いたわけではないですし曲名も覚えてないので……」
「じゃあさ、分かったら連絡してくれる?」
そう言って何故かハルトはすでに知っているはずの沙弓の連絡先を再び知るためにスマホを取り出すと軽く振って見せた。
そんなハルトに堀原は眉を寄せて朝陽は面白そうに笑みを浮かべ、ユウナは自分のスマホを急いで取り出した。
椅子に凭れて天井を見上げて呟いた朝陽の言葉に沈黙が続く。
この場にいるのが落ち着かなくなってきたけれど弁当もまだ食べきってない上に、この状態では帰りづらい。
どうしようかと思っていたら不意にハルトと目が合った。
「ありがとう、君のおかげでアイドルの頂点への道が少し見えた気がする」
「えっと……お役に立てて良かったです?」
ハルトがほんの少しの微笑みながら言った言葉に沙弓は疑問系になりながら小さく頷く。
本当に音楽など殆んど聴かない素人が思った事が参考になったのだろうかと思っていると、ハルトが何故か笑みを深めてさっきよりも身を乗り出してきた。
「良かったら参考までにKaiserの曲とShineの曲でそれぞれ一番印象に残った曲を聴きたいんだけど」
「いえ、全部聴いたわけではないですし曲名も覚えてないので……」
「じゃあさ、分かったら連絡してくれる?」
そう言って何故かハルトはすでに知っているはずの沙弓の連絡先を再び知るためにスマホを取り出すと軽く振って見せた。
そんなハルトに堀原は眉を寄せて朝陽は面白そうに笑みを浮かべ、ユウナは自分のスマホを急いで取り出した。