ノワールとブロンシェール
目がさめるとそこは知らない場所だった

懐かしい香りと自身の身体が包まれている感覚

「目が覚めた?」

顔を上げると
ステージに立っていた男がワタシを抱きかかえていた

知らない男だった、そう知らない男のはずだ

ズキン…

不思議と惹きつけられる

ズキンズキン…

目を逸らすことができない

ズキンズキンズキン…

むしろずっとみていたいというか…
あぁ頭が痛い…

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