お兄ちゃんはお医者さま

琉「どうした？」

棗「花音が見つかった。だけど、今病院の屋上に居るかもしれねぇ。」

琉「なんで！？」

棗「知るか。優と和也と翔に連絡してくれ。」

俺は琉架が電話を切ったのを見て屋上に向かって走る。途中で優達と合流して屋上の扉を開けると花音が飛び降りる直前だった。

棗「このやろ！何してんだ。」

和也なり達も次々に言葉をかける。花音は泣きそうな顔で俺らに罵声を浴びせる。本当は思ってないだろって言葉も次々に俺らにぶつけた。

花「自分が桜庭ってゆう看護師になんて言ったか忘れたの？」

桜庭はぶりっ子で何かある事に俺らに近づいてき看護部長に怒られてるのをたくさん見てきた。ありのままを伝える。すると、花音がさっき居た場所をちらっと見てそこに向かっていく。つかざす和也が花音の腕を掴む